2008/8/19 (火)

二段水ロケット

高校のころ友人とやりたかったことの一つが「二段水ロケットを飛ばす」ことでした。


W氏が設計し、数週間をかけて完成させたロケットは、発射とともにスペースシャトルのようにゆっくりと上昇。歓声があがり、うまく行くかと思われたものの、分離機構が働かずそのまま落下。落下の勢いで分離機構が働き、二段目のロケットがものすごい速さで発射されました。

そのまままっすぐ飛んだロケットは、大きな音とともに職員室の窓ガラスに衝突。


数学教師にこっぴどく叱られたのもいい思い出です。


それでもメゲナイW氏ではあったものの、以降は受験の時期となり、あえなく終了となってしまったのでした。



そんな我々男3人の夢を、大人のパワーで解決してしまったのがこの動画です。


一番難しいのが連結部。下段ロケットの圧力が下がったら上段をリリースする仕組みが必要で、さらに空気を注入する際には上も下も空気が入らなくてはなりません。


この動画のチームは以下のような機構で解決してしまいました。


( Air Commandのサイト より )

KatzStager2_05.png

下段ロケットの圧力が下がると、横向きのバネがピストンを徐々に内側に入れていきます。ピストンが最後まで入ると今までつっかえていた左側の赤色の棒が下に降り、上段ロケットの口部を止めているオレンジ色のガイドが下がります。オレンジ色のガイドを下に引っ張り下げているのは、やはりオレンジ色で示されたゴムです。ガイドが下がると、ガイド内側にある白い三角状のつっかえが外れて、上段ロケットが飛び出すという仕組みです。


実はこれ、かなりW氏の設計と近い構造。


失敗の原因は、我々に精密な加工技術がなかったからということにしておきましょう。


ちなみにこの動画を撮影したグループ、補助ロケットまで成功させています。到達高度は100m以上!ここまでの熱意はスゴイ!


最高で194mまで飛ばしているそうで、できれば最後は月を目指して欲しいものです。y

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