水の上を歩くシステム †
画期的です。
これがあれば、ノアの方舟も要りません。
この子がモジョモジョ動くのをあきらめて、屈服した後も水上に浮いていられる理由は、アルキメデスの原理によって説明できます。
Wikipediaの記事をもとにして「アルキメデスの原理」にまつわる物語を書いてみました。
むかしむかし、ギリシアのある王が、純金の王冠を作ってみたくなりました。
「わしも偉くなった。そろそろ金の王冠なぞをかぶってみよう」と言ったかどうかは分かりませんが 、町で有名な金細工師に金を渡し、純金の王冠を作るよう依頼しました。
ところが、その金細工師はお金に困っていたのか、 王から預かった金の一部を盗み、代わりに混ぜ物を入れてしまったのです。
仕上がりを見て、どうも怪しいと感じた王様は、アルキメデスにこう言いました。
「どうもこの王冠は怪しい。渡した分の金を全て使ったのか、調べておくれ。水に入れてみたりするといいかもしれない。」
アルキメデスは二つ返事で「はいはい」と引き受けたものの、二つ返事は失礼だったかと後で思い直していました。さらに、どうやって調べたものかと困り果てていました。しかし、ある日、お風呂に入ったところ、水が湯船からあふれるのを見て、その瞬間、ひらめきました。
『こぼれた水の体積は、自分の体で水中にある部分の体積と同じだ!』
「ユーリカ(ΕΥΡΗΚΑ)、ユーリカ」(有理化*1)、そう叫びながらアルキメデスは浴場を飛び出して、素っ裸で町を走り回ったとも伝えられています。
素っ裸のまま王様の前に来たアルキメデスは、まず金細工師に渡したのと同じ重さの金塊を用意しました。そして金塊と王冠のそれぞれを、ぎりぎりまで水を張った容器に入れました。
王様 「ちょっと、アルキメデスくん・・・(はだか・・)」
アルキメデス 「まぁまぁ、見てなさいって」
すると、王冠を入れた容器からは、金塊を入れた容器からより多くの水があふれました。これは、王冠の体積が金塊の体積より大きいことを示しています。つまり、密度(=重さ÷体積)が小さくなっていたのです。混ぜ物がされているという証拠です。
そうして金細工師の不正が明らかになり、その後死刑になってしまったそうです。
アルキメデスはこの発見で名声を増したことでしょう。
ちなみに、金属の密度は原子量だけでは決まりません。原子間距離にも依存します。 たとえばプラチナは原子量195で、金の原子量197より小さいですが、密度については、プラチナ21g/cc*2、金は19g/ccであり、プラチナの方が大きいです。これは原子間距離がプラチナの方が小さいためです。
参考:http://twistor.at.webry.info/200504/article_11.html
http://www4.ocn.ne.jp/~katonet/kagaku/atmdata.htm
また、金細工が細かく精巧に作られていた場合には、水につけても、気泡がどこかにたまったままでいる場合があります。その場合には実際の体積よりも多い量の水が容器からこぼれてしまうことになります。
もしかすると、金細工師は無罪だったかもしれません。y
今日のにゅーす †
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